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line電話が有料版として使用開始!?

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無料アプリで有名なline(ライン)の電話機能が有料版となって登場することが明らかとなった。

有料版のline電話では今までにできなかった、固定電話への電話やアプリを持っていない人への通話が可能となっている。




「LINE電話」は、IP電話でアプリから発信し、途中で回線交換のネットワークに繋がり、相手の電話に繋がる。既存サービスの中では、Skypeの「Skype Out」のような使い勝手だ。音声通話アプリを開発できる「twilio」のようなサービスもあるが、LINEでは、どういった事業者のネットワーク、サービスを利用しているか明らかにしていない。ただ、仕組み上は、ユーザーから発信すると「携帯電話の無線パケット通信上でのVoIP」→「LINE側のサーバーおよびゲートウェイ」→「回線交換網」→「相手の電話会社」→「固定網/携帯網で相手に繋がる」という流れになると見られる。

 通話料が非課税であること、また編集部で試したところ、スマートフォンの一部や固定電話では、「+81」という日本の国番号付きで番号が通知されたことから、いったん海外のネットワークを経由しているようだ。ちなみにドコモ宛では電話番号が通知されず、auやソフトバンク相手にかけた場合、電話番号が通知されるとのことだが、機種によっては「+81」という番号でかかってきた場合、アドレス帳の番号と照合して「○○さんから電話」と示す機種と、「+81 90 XXXX…から電話」と示す機種があるようだ。

 またSIMカードを抜いてから、Wi-Fiに繋がっている状態で「LINE電話」を使って電話したところ、相手には電話番号が通知された。この電話番号は、LINEの会員登録時に用いたものと見られ、LINEでは「Facebook認証のみでLINEを利用している場合、LINE電話は利用できない」としている。

 このほか110番など緊急通報にも利用できない。

■ 料金

 2月の発表会では安価さがアピールされた料金プラン。1分あたり6.5円、固定電話だけの場合は1分2円――という値付けが強く伝わっているが、これは1分あたりに換算したもので、ユーザーは「100円」「300円」「390円」などと、まとめて支払う。料金だけ見ると、電話をかけたときだけ料金がかかるように思う人がいるかもしれないが、実際はプリペイドでチャージしておく、という形であり、チャージした分を使いきると、またチャージする必要がある。

 国によって通話料は異なり、詳しくはLINEのWebサイトをご覧いただきたい。以下で日本での料金を紹介しよう。

 チャージ分には利用期間が設けられており、おおまかに分けて2つの種類がある。通話料が割安な「30日間プラン」は、その名の通り、有効期限が30日間で、1回のチャージあたりの通話量は最大60分だ。この30日間プランは、固定電話だけかけられるもの、そして固定と携帯両方にかけられるものがある。固定だけのものは1回のチャージが120円で、1分あたり2円。固定/携帯両方は1回のチャージ390円だ。

 有効期間180日間で、通話量の上限がないコールクレジットもある。編集部で試したところ、アプリから購入できるのは100クレジット(100円)のみ。ただし、LINEのオンラインストア「LINE STORE」では、300円、500円、1000円、3000円、5000円でも購入でき、これらにはボーナス(300円の場合は310円相当など)がつく。「LINE STORE」の支払い方法はクレジットカードやキャリア決済、サーバー型電子マネーだ。

 なお、スタンプ購入などに使う「LINEコイン」を、LINE電話の通話料に充当することもできる。これは「クレジット購入」画面でチェックボックスをONにする。


■ 操作画面

■ 音質

 編集部では、Wi-Fi発、あるいはLTE発での固定電話宛や、携帯電話宛を試してみた。「LINE電話」をかけて電話をかけた側には、通常の回線交換には聞こえない、ホワイトノイズが絶えず聞こえている。また、Wi-Fi経由では比較的安定している印象もあるが、LTE経由では途切れや音声の劣化もときおり発生するという印象だ。3Gエリアではまだ試していないが、LTE網経由より品質は劣化する可能性が高いだろう。

 発信する側の場所が、人が密集する繁華街の駅前では品質が安定しない可能性がある。このあたりは通常のIP電話に似た使い勝手になると見られる。他の格安サービスとの比較として、あくまで編集部スタッフ数人の主観ではあるが、IP電話の「LaLa Call」、あるいは回線交換型の「楽天でんわ」「G-Call」のほうが通話品質は上のように思える。ただ、これはサービス開始直後の「LINE電話」に対するもので、今後もずっと同じとは限らない。日を経るにつれて、ユーザーが増えると、品質がどうなるか、様子を見たい。

 電話を受けた側からは、全般的に音がこもっているほか、ときおり、音が途切れたり、いかにも音声を圧縮したような聞こえにくさを感じた。それでも固定電話での通話のほうが、携帯電話宛よりもクリア、かつ安定している印象を受けた。

 双方がVoIPになるLINE同士の無料通話と比べると、通話の一方が回線交換の「LINE電話」のほうが音質は良いように感じた。

■ 固定電話にはおトク?

 利用したい場面としてはどうだろうか。たとえばキャリアの家族向け割引サービスに加入して、家族間で無料通話できるならば、そちらを使うだろう。ソフトバンクのホワイトプランのようなキャリア内無料通話の対象になれば、LINE電話よりも通常の電話を使うのではないか。LINEで繋がるユーザー同士であれば、音質は「LINE電話」よりも厳しくなるものの、LINEの無料通話を使いたくなる。

 一方、LINE電話は、一部の店舗に対して無料で通話できる、という特徴がある。これは通常の通話サービスにはないもので、ユーザーには利用したくなる動機になり得る。また固定電話の通話料もパックによっては1分2円と格安になり、これも普段、通話する相手によってはずいぶんおトクに感じられる人もいるはず。LINEで繋がっていない携帯電話宛の通話もメリットがあるだろうが、たとえば仕事での利用では会話内容の聴き間違えがないよう、通信環境の良い場所で使うなど、注意したほうがいいようにも思える。

 なお、かかってきた電話に折り返す、という場面では、LINE電話は通常の通話アプリによる着信履歴を参照しないため、電話帳に登録していない相手へLINE電話でかける際の手順は「電話番号を登録してから発信」か「番号をおぼえてLINE電話のダイヤラーでかける」ということになりそう。

 品質面では、LINEでは「大手事業者のプレミアム回線」としているが、IP電話ということで、通常の音声通話よりも品質は厳しい。それでも、もともとのLINEの無料通話よりは聞こえやすいし、通常の音声通話よりもかなり安い。050番号のように、新たに電話番号を相手に伝える必要がない、という点もメリットに感じる人はいるだろう。1つ気になるのは、LINE電話という機能を呼び出すまでの画面遷移が手間に感じられることだ。こうした特徴をあらかじめ知っておけば、使いどころのあるサービスになりそうだ。

引用→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00000081-impress-sci


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